毎年1月1日に行われるLondon New Year’s Day Parade(ロンドン・ニュー・イヤーズ・デイ・パレード)。
イギリスではテレビで生中継もされる大きなイベントです。
いったいどんなイベントなのか?私の体験談を交えて紹介します。
ロンドン・ニュー・イヤーズ・デイ・パレードを詳しく説明!
London New Year’s Day Paradeは、頭文字をとってLNYDPと表されることもあります。
2021年で35周年を迎える比較的新しいイベントですが、世界最大の元日のイベントと言われています。
どんなパレードなのか、開催場所などを見てみましょう。
ロンドン・ニュー・イヤーズ・デイ・パレードの開催時間とルート
パレードはThe Ritz(リッツ)という高級ホテルの前から始まります。
Piccadilly Circus(ピカデリー・サーカス)、Trafalgar Square(トラファルガー・スクエア)、Whitehall(ホワイトホール)を通って、最後にWestminster(ウェストミンスター)で終了するLondonの観光名所を巡るルートです。
12:00に始まりますが、パレードが長いので、Westminsterに全てのパレードが到着するのが15:30という長丁場。
全て見るなら防寒をしっかりとしておいた方がいいですよ。
ロンドン・ニュー・イヤーズ・デイ・パレードの内容
London New Year’s Day Paradeでは、チアリーディングが踊っていたり、クラシックカーが走っていたり、大道芸のようなパフォーマンスをしながら進む人たちがいたり、様々な団体がパレードに参加しています。
ヨーロッパやアメリカからも参加している団体もあり、世界最大の元日のイベントだということがよくわかりますね。
また、Borough Competitionといって、Londonにある32の区がそれぞれに趣向を凝らしたパレードを行い、1位を決めるというコンペティションもあります。
2020年はLondon Borough of Brent(ブレント区)が優勝しました。
馬車に乗って誰か高貴な方々が来たのかなと思ったら、これは一般応募で参加した人たちらしいです。
新年早々楽しい経験ができて羨ましいですね。
多くの企業やチャリティ団体もパレードに参加しています。
ロンドンを走るバスを運行している会社もダブルデッカーでパレードに参戦です。
2020年のパレードも生中継されていたので、YouTubeで見ることができますよ。
ロンドン・ニュー・イヤーズ・デイ・パレードには指定席もある
パレードは無料で見られるものではありますが、ゆっくりと腰を落ち着けて見られる指定席が有料で販売されています。
スタート地点とゴール地点付近なので場所も良いですし、何より早めに行って場所取りをしなくて良いのが利点ですね。
指定席はTicketmasterというチケットサイトで販売されます。
ロンドン・ニュー・イヤーズ・デイ・パレードはリポーターがいる所で見よう!
私はCharing Cross(チャリング・クロス)駅近くのTrafalger Square(トラファルガー・スクエア)で見ました。
ここは大型スクリーンが設置されていて、パレードを待つ間も他の場所の様子がわかり、ワクワクします。
パレード自体は一気に来ずに少しずつ進むので、次のパレードが来るまでの間が長いと飽きてしまうことも。
寒空の中、たまに小雨も降るし、3時間30分ずっと立ち続けるのが辛いなと感じてしまいます。
おかげでPiccadillyよりも人の入れ替わりが多く、パレードを見やすい場所を取りやすいです。
3時間30分立ちっぱなしの観客を盛り上げるのが、リポーターです。
パレードルート上の9地点にリポーターがいて、観客とマイクで話したり、パレードを面白く説明してくれたりするので、話を聴くだけでも楽しいですよ。
リポーターはイギリスのテレビやラジオに出演している人たちらしく、写真の彼女も有名人らしいです。
2021年のロンドン・ニュー・イヤーズ・デイ・パレードはどうなるか?
2021年のLondon New Year’s Day Paradeはオンライン配信されます。
イギリス時間の2021年1月1日12:00から3時間30分の配信予定です。日本時間では1月1日21:00からですね。
イギリスで活動しているアーティストや団体がイベントに参加するようです。
どのような形で開催されるのか楽しみですね!