飛行機の中で肌がカサカサになったり、おでこがテカテカになったりしたことはありませんか?
それは機内が極度の乾燥状態だからです!
長距離フライトだと湿度10%~20%の環境に何時間もいなければなりません。
なぜそんな砂漠みたいに湿度が低いのか、その原因と機内で簡単にできる乾燥対策を紹介します!
なぜ機内は乾燥するのか?その理由は飛行機の安全のため!
機内がなぜ湿度10%~20%の乾燥状態なのか、その理由は機材の腐食を防ぐためや配線や電子機器の故障を防ぐためです。
飛行機が飛んでいるのは約12000mの上空です。外気温はマイナス30~40℃の世界。
でも、飛行機の中は人間がすごしやすいように23~25℃くらいに保たれています。
気温差があると発生しやすいのは結露です。冬場に暖房と加湿器を使うと窓に水滴がつくのと同じ状況ですね。
もし飛行機に結露が付いてしまった場合、機体がさびて穴が開いてしまったり、配線や電子機器が故障したりして安全運航ができなくなってしまいます。
暖かく湿った空気が冷たい空気に触れることで水滴になるので、湿気を取り除いてしまえば結露は起きにくくなります。
よって、飛行機の中は極度の乾燥状態なんですね。
飛行機の中で簡単にできる乾燥対策7つを紹介!
飛行機の中の乾燥状態は仕方がないことだとわかったところで、私たち乗客がとることができる保湿や乾燥対策を紹介します。
どれも簡単にできるので、ぜひ試してみてください。
- 飛行機に乗る前に化粧を落とす
- テーブルに濡れふきんを敷く
- 飲み物を少しずつ飲む
- 保湿性の高い化粧品を使う
- 濡れマスクを使う
- リップクリームで唇も保湿する
- 携帯用加湿器を使う
飛行機に乗る前に化粧を落とす
私が必ず乾燥対策として行っていることの1つ目が、すっぴんで飛行機に乗ることです!
機内で化粧を落としても良いですが、トイレの洗面台は小さくて使いづらいですし、数も少ないので長居がしづらいです。
その点空港内のトイレは広くてきれいで比較的空いており、洗顔がしやすいので、いつも搭乗前に化粧を落としてしまいます。
どうしても機内で化粧を落とすなら、メイク落としシートが楽ですね。
テーブルに濡れタオルを敷く
1枚ハンドタオルを持って乗り、トイレで濡らせば濡れタオルの出来上がりです。
すぐに乾くので、映画を1本見終わるたびにトイレに行ってタオルを濡らすくらいでちょうど良いです。
面倒くさいかもしれませんが、私はむくみを防ぐために機内を歩き回るので一石二鳥な方法。
冬場、寝る時に濡れタオルをテーブルに敷いている人もいると思いますが、同じ原理ですね。
飲み物を少しずつ飲む
どんどん体の水分が奪われていくので、定期的に水を飲みましょう。
CAさんも飲み物を配ってくれますが、そのサービスがない便もあるので、飛行機に乗る前に水を買っておくと安心ですね。
飲み物はアルコールやカフェインの入った飲み物以外なら大丈夫です。
アルコールもカフェインも利尿作用があるので、体から水分が余計に出てしまうので注意してください。
保湿性の高い化粧品を使う
私が使用しているのはMelvita(メルヴィータ)のアルガンオイルです。
普段から使用しているのですが、保湿力がすごい。これに保湿クリームを合わせたら乾燥もましに感じます。
飛行機に持ち込める液体は1本100mlまでと決められているので、いつも使っている化粧品を機内でも使うなら、小さな容器に入れ替える必要があります。
入れ替えるのは面倒くさいので、私は試供品やトライアルキットを持って行きます。
Melvitaもトライアルキットが販売されているので、手軽に旅行に持って行けますよ。
\トライアルキットなら機内持ち込みも簡単!/
濡れマスクで喉も守る
喉と顔の保湿ができるのがマスクです。
特に濡れマスクは元々濡れているので、保湿しやすいですね。
中の濡れパッドが乾燥してもそのままマスクとして使えるので、濡れマスクをしながら寝るのがおすすめです。
リップクリームで唇も保湿する
乾燥する場所にいると唇が切れたりしてしまいますよね。
唇を乾燥から守るならリップクリームは必須です。
私はいつも持ち歩いていますが、機内ではより頻繁にリップクリームを塗っています。
携帯用加湿器を使う
携帯用の加湿器は、大きく分けて充電式やUSB接続、紙タイプの3種類があります。
ミストが出ると周りの乗客に迷惑がかかるかもしれないので、私は紙タイプを使っています。
コップに水を入れて紙を挿すだけですし、紙だと荷物にならないのでお手軽です。
飛行機の中で簡単にできる乾燥対策まとめ
- 飛行機に乗る前に化粧を落とす
- テーブルに濡れふきんを敷く
- 飲み物を少しずつ飲む
- 保湿性の高い化粧品を使う
- 濡れマスクを使う
- リップクリームで唇も保湿する
- 携帯用加湿器を使う
飛行機の中は砂漠並みに乾燥している場所です。
上記7点のように少しでも乾燥対策をして、飛行機の中でもお肌のうるおいを維持したいですね。
それでは快適なフライトを楽しんでください!