楽しいヨーロッパ旅行の後に、夜眠れない、気分がすぐれない、ご飯をあまり食べられない、そんな状態になったことはありませんか?
海外旅行の後、次の日から学校や仕事に行かなければならないあなたのために、ほぼ毎年イギリスと日本を往復している私がやっている時差ボケの治し方を紹介します。
ヨーロッパ旅行後に時差ボケになりやすい理由
時差ボケは体内時計が狂ってしまったために起こる症状です。
時差によって睡眠をとるタイミングが崩れてしまい、体内時計がくるってしまうんですね。
例えば、日本とイギリスの時差は9時間です(サマータイム時は8時間)。
日本が夜中の0時だと、イギリスでは午後3時。ほぼ昼夜逆転。これは体内時計が狂いそうですよね。
また、一般的に西へ行くときは時差ボケにはなりにくく、東へ行くときに時差ボケを起こしやすいと言われています。
ヨーロッパから帰国する時は東に行くので、帰国後に時差ボケになる人が多いんですね。
私の場合、イギリスで普段より歩き回ったり、おいしいものを食べたりと忙しくすごすので、その疲れが帰国後に出てしまい、余計に時差ボケを引き起こしています。
帰国後の時差ボケを解消させる方法
帰国後、日本時間に体内時計を合わせることができれば、時差ボケが治ります。
私が旅行後にやっていることを3つ紹介します。
- お酒を飲まない
- 昼間は日光を浴びる
- 休日を設定しておく
お酒を飲まない
眠るためにお酒を飲む人もいますが、お酒を飲んでも良い睡眠をとることができません。
睡眠のリズムを整えるには、睡眠の質を上げる必要があるので、時差ボケが治るまではお酒は我慢です。
私は時差ボケになってなくても帰国後3日間くらいはお酒を控えています。
昼間は日光を浴びる
人間は日光を浴びることで体内リズムを整えているので、散歩したり買い物に行ったりして外出しましょう。
私は帰国便が夜に到着することが多いので、翌日出歩いています。
会社に行っていても昼休みにコンビニに行くとか、ちょっとした外出を心がけています。
休日を設定しておく
もし可能なら帰国日の翌日は会社や学校の休みが良いです。
これはリラックスして旅行の疲れをとるためです。
私はめいっぱいイギリス旅行を楽しみたいので、翌日は出勤していることが多いのですが、それでも出勤前はのんびり朝食をとったり、テレビを見たりしています。
時差ボケになる前に予防をしておこう
時差ボケはつらいので、できればなりたくないですね。
ここではフライトに関する時差ボケの予防策を4つ紹介します。
- 何時の飛行機を予約するか
- 飛行機の中で疲れをためない
- 機内食を食べるのか?食べないのか?
- アルコールやカフェインはとらない
何時の飛行機を予約するか
日本の到着時間が何時の飛行機にするのかで、機内や帰国してからの過ごし方が変わります。
私は今までの経験上、ロンドンを夜に出発し、日本に夕方に到着する便が一番楽だということがわかりました。
ロンドンを午前中に出発する便だと早朝に起きて空港に行かなければならないので、その時点でちょっとしんどいんですよね。
夜便にして、出発まではロンドンでのんびりすごし、帰宅したら夜なので片づけをして、大体いつもと同じくらいの時間に寝ることができます。
飛行機の中で疲れをためない
飛行機の中でもできる限りリラックスをしておきましょう。
機内で寝ることになるので、ネックピローやアイマスクなどを持っているとより眠りやすいです。
機内で寝る方法に関しては、飛行機でぐっすり寝るには?機内持ち込みできる快眠グッズを紹介!という記事で詳しく説明しています。
機内食を食べるのか?食べないのか?
到着する現地時間に合わせて機内食が提供されるので、できれば食べる方が良いです。
食べるという行動でも体内時計を現地時間に合わせるんですね。
私はしんどくて何も食べたくないという時はフルーツだけ食べていました。
アルコールやカフェインはとらない
機内食提供時に「ワインはいかがですか?」とかよく聞かれるし、食事終わりにはコーヒーや紅茶を配られるので、ついアルコールやカフェインを含むものを飲んでしまうのですが、あまり飲まない方が良いです。
アルコールを飲んで寝ても眠りは浅いですし、カフェインは逆に眠れなくなってしまいます。
また、脱水症状が時差ボケを重くさせることもありますので、たくさん飲まないようにしましょう。
ヨーロッパからの帰国後になる時差ボケの治し方まとめ
- お酒を飲まない
- 昼間は日光を浴びる
- 休日を設定しておく
家に帰った後に、旅行の楽しい疲れではなく、体が重く眠れない時差ボケの疲れが残ってしまうのは、本当につらいです。
時差ボケを治すコツは、自分の体内時計を合わせることなので、できる限りリラックスして、睡眠の時間を整えましょう。
帰国後も楽しく思い出話に花を咲かせたいですね!