Cotswolds(コッツウォルズ)を旅行するとなると小さな村々を巡りがちですが、イギリスを代表する有名なガーデンもCotswoldsには点在しています。
その中の1つがHidcote Manor Garden(ヒッドコート・マナー・ガーデン)という庭で、Chipping Campden(チッピング・カムデン)の近くにあります。
ヒッドコート・マナー・ガーデンへの行き方
Londonからの行き方(電車とタクシー利用)
London Paddington(パディントン駅) | |
↓ | Great Western Railway(グレート・ウェスタン鉄道) |
↓ | 約1時間40分 |
Honeybourne(ハニーボーン駅) | |
↓ | タクシー |
↓ | 約15分 (£20.00くらい) |
Hidcote Manor Garden |
コッツウォルズには流しのタクシーはいないので、あらかじめ予約しておきましょう。駅にもタクシーがいない場合が多々あります。
Londonからの行き方(電車とバス利用)
London Paddington(パディントン駅) | |
↓ | Great Western Railway(グレート・ウェスタン鉄道) |
↓ | 約1時間30分 |
Moreton-in-Marsh(モートン・イン・マーシュ駅) | |
↓ | Johnson’s Excelbus(ジョンソンズ・エクセルバス)2番 |
↓ | 約40分 |
Hidcote Boyce(ヒッドコート・ボイス) | |
↓ | 徒歩20分 |
Hidcote Manor Garden |
バスの本数が少ないので、Hidcote Boyceに到着したら帰りのバスの時間を確認しておきましょう。
チャータータクシー利用
Cotswoldsを巡るのに最も自由度が高いのがタクシーのチャーターや、プライベートツアーです。Cotswoldsはバスの路線が網羅されていますが、田舎なので本数がかなり少ないのが難点です。
日本語対応可のプライベートツアーの予約はこちら運転できる人はレンタカーを借りるのも良いと思います。ただ、イギリス人は細い道でもスピードを出すので慣れるのが大変かもしれません。
私の場合はホストファミリーが連れて行ってくれましたが、心配するぐらいにスピードを出してました。日本とスピードの感覚が違うのかな?
ヒッドコート・マナー・ガーデンとは?
Hidcoteは元々ファームハウスでした。1907年にアメリカ人のLawrence Johnston(ローレンス・ジョンストン)少佐が移り住み、庭を造りました。彼の庭はアーツアンドクラフツ運動の影響を受けており、それぞれの庭が生け垣などで区切られています。
1948年にNational Trust(ナショナル・トラスト)に寄贈され、今に至っています。
入場料(3月~10月) | £14.20 |
開館時間(3月~10月) | 毎日11:00~16:00 |
入場料(11月~2月) | £8.60 |
開館時間(11月~2月) | 土日のみ11:00~16:00 |
現在、Hidcote Manor GardenはNational Trustが管理しているので、会員は無料で入場することができます。
ヒッドコート・マナー・ガーデンを散策しよう
メイプル・ガーデン
The Maple Garden(メイプル・ガーデン)には、Lawrence Johnstonが集めた東アジアの植物が植えられています。
Hidcote Mnor Gardenで最初に見る庭です。まずこの庭の美しさにテンションが上がります。
フクシア・ガーデン
The Fuchsia Garden(フクシア・ガーデン)は、植物よりも2羽の小鳥のトピアリーに目が行く庭です。フクシアはHidocoteの様々な庭で見ることができました。
ちなみにフクシアという花はこんな花です。濃い赤色やピンク色の花もあります。小さくてかわいいです。
ベイシング・プール・ガーデン
The Bathing Pool Garden(ベイシング・プール・ガーデン)の中央には噴水があります。
昔、この噴水は本当に水浴び用のプールとして使われていました。
生け垣のアーチと噴水、小鳥のトピアリーが一直線に並んでいて、ザ・イングリッシュ・ガーデンのような写真が撮れます。
レッド・ボーダー
The Red Border(レッド・ボーダー)は主に赤い花や植物でボーダーを作っている庭です。
奥に見えるガゼボと赤い花で、少しおしゃれな雰囲気です。
開館中も庭師がお庭の手入れをされていました。手入れされていないように見えて、実は隅々まで雑草が取り除かれていたりします。
スティルト・ガーデン
The Stilt Garden(スティルト・ガーデン)は四角く枝葉が刈られた木が整列している庭です。
Stiltとはセイタカシギという鳥の名前で、細い足がスラっと伸びた様が木の形によく似ています。
上を見ると木々が壁のようになって視界を遮りますが、下を見ると木が等間隔に植えられているのがわかります。
ピラー・ガーデン
The Pillar Garden(ピラー・ガーデン)は円柱形に剪定されたイチイの木が並ぶ庭です。柱の周りに植物が植えられていてシンプルな庭でした。
ロング・ウォーク
The Long Walk(ロング・ウォーク)は生け垣に囲まれた芝生の道で、200m以上の長さがあります。
芝生が気持ち良くて走り回りたくなってしまいます。
セントラル・ストリーム・ガーデン
The Central Stream Garden(セントラル・ストリーム・ガーデン)は小川の周りに映える植物を観察できます。
ビーチ・アリー
The Beech Alley(ビーチ・アリー)の意味はブナの木の小道です。
ここは少し離れた場所にあるので、人が少なかったです。
ローズ・ウォーク
The Rose Walk(ローズ・ウォーク)は、バラだけでなく様々な花が咲く野原のような庭でした。
自然がいっぱいのヒッドコート・マナー・ガーデン
生け垣の中に鳥の巣を見つけました。間近で見るのはツバメの巣以来かも。自然がいっぱいのHidcoteならではです。
Hidcote Manor Gardenには25種類の庭があり、それぞれに個性があります。
私は2時間の滞在でしたので、端から端まですべての庭を回ってはいませんが、それでも様々な庭を見ることができました。
イギリスの代表的な庭と言われているHidcote Manor GardenをCotswolds観光に組み込んではいかがでしょうか。
↓コッツウォルズの記事はこちら↓