St Paul’s Cathedral(セント・ポール大聖堂)はLondonのアイコン的存在の建物です。
大きなドームが目を引く大聖堂は、建築家Sir Christopher Wren(サー・クリストファー・レン)によって建てられました。
第二次世界大戦中、ドイツの空襲があるたびに当時の首相Sir Winston Churchill(サー・ウィンストン・チャーチル)が”St Paul’s must be saved at all cost.(何としてでもセント・ポール大聖堂を守り抜く)”と言わしめたくらいロンドンの人々にとって重要な教会です。
St Paul’s Cathedralを見るとThe Blitz(ロンドン大空襲)を思い出す人々が多いらしいですが、私はMary Poppins(メリー・ポピンズ)の映画を思い出します。
「Feed The Birds(鳩に2ペンスを)」の歌のように鳩に餌をやりたかったですが、実際はSt Paul’s Cathedralに餌売りのおばあさんはいません。
セント・ポール大聖堂への行き方
地下鉄最寄り駅 | St Paul’s, Central Line |
バス | 11、15、17、26、76 |
私はSt Paul’s Cathedralへはバスで行くのが好きです。
Trafalgar Square(トラファルガー・スクエア)等、西側からバスで向かうと、近付くにつれビルの隙間から大聖堂の建物が現れて感動します。
セント・ポール大聖堂の開館時間
入場料 | £20.00 |
開館時間 | 月曜~土曜 8:30~16:00 日曜は礼拝のみ |
訪問日の当日8:30までにウェブサイトからチケットを買うと少し割引があります。
入場すると日本語対応のオーディオガイドを借りることができます。
セント・ポール大聖堂のドームに登る
ドームへの道は当然階段です。
最上階のGolden Gallery(金の回廊)まで526段の階段を上ります。
途中に休憩する場所がいくつかありますので、自分のペースで上ることができますが、私はかなり疲れました。
St Paul’s Cathedralのオフィシャルサイトに各回廊の高さ等が簡単に説明された図が掲載されていました。
ささやきの回廊
まず、石の階段を上ります。
段差も少なく上りやすいです。
257段上ったところでWhispering Gallery(ささやきの回廊)に到着します。
Whispering Galleryではささやいた言葉でさえ向こう側に聞こえるそうで、大聖堂の床から30mの所にあります。
ここでは天井に描かれた絵画やモザイクを間近に見たり、階下を覗いたりすることができます。
Whispering Galleryでの写真撮影が禁止されているので、オフィシャルサイトの写真を引用しました。
私は1階で椅子に座ってしばらくドームを眺めてから、Whispering Galleryに上って絵を見るのが好きです。
円の部分がWhispering Galleryです
石の回廊
Whispering Galleryから石の階段を119段上るとStone Gallery(石の回廊)に到着します。
Stone Galleryはドームの外側にあります。高さは52mです。
広々としているのでここで景色を見ながら少し休憩です。
ゴールデン・ギャラリー
Stone GalleryからGolden Galleryへ行く階段は鉄製で格子状になっています。
下が見えるので、高所恐怖症の人には辛い階段です。
152段上りきるとGolden Galleryに到着します。地上から85mの高さです。
St Paul’s CathedralのドームはLondonのどこからでも見えるくらい大きなものですので、Golden GalleryからはLondonを見渡すことができます。
Stone GalleryもGolden Galleryも360度歩き回ることができるのでお気に入りの風景を見つけてください。
階段を登るのが大変ですが、それに見合う素晴らしい景色に出会えます。
また、大聖堂内部にも素晴らしい芸術作品や、Sir Christopher WrenやSir Winston Churchillのお墓があり、見所たくさんです。
ドームの後はcrypt(地下室)も見学してみてください。
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