1666年9月2日、1件のパン屋で発生した火事は瞬く間に燃え広がり、4日間でLondon(ロンドン)のほとんどを燃やし尽くしました。
The Great Fire of London(ロンドン大火)からの復興を記念して建てられたものがThe Monument(ザ・モニュメント、ロンドン大火記念塔)です。
この塔はSt Paul’s Cathedral(セント・ポール大聖堂)を建てた建築家Sir Christopher Wren(サー・クリストファー・レン)によって1677年に完成しました。
頂上にある金色の像は炎を表わしています。
高さは61mありますが、The Monumentが立つ場所から61mの所に火元のパン屋があるそうです。
今ではThe Momentよりも高いビルが数多く建っており、The Shard(ザ・シャード)やLondon Eye(ロンドン・アイ)の方がより高い所からLondonを眺められます。
あまり観光客が来ないようで、私が上った時は他にはカップルが1組だけでした。ロンドンを上から眺める穴場中の穴場です!
地下鉄の最寄り駅は本数の多いDistrict Line(ディストリクト・ライン)とCircle Line(サークル・ライン)、バスも多く走っているので気軽に行くことができます。
地下鉄最寄り駅 | Monument, District Line・Circle Line |
バス | 17、21、43、48、133、141、149、521 |
Sky Garden(スカイ・ガーデン)やLondon Bridge(ロンドン・ブリッジ)も近いので、まとめて訪れることも可能です。
The Monumentに近づくと、遠くから見る印象とは異なり、実は大きな塔だということがわかります。
入場料は£4.50で夏期は9:30~18:00まで開いています。Tower Bridge Exhibition(タワー・ブリッジ・エキシビション)とのセットチケットもあります。
入場料 | £4.50 |
開館時間 (4月~9月) | 9:30~18:00 |
開館時間 (10月~3月) | 9:30~17:30 |
もしセットで行くなら先にThe Monumentに上りTower Bridgeに行く方が、疲れがないうちに階段を上ることができると思います。
311段の階段を上ると、展望台に到着します。
階段は狭い上に踊り場がなく、上るのも下りるのも同じ階段です。
一気に上らなければならず、かなり疲れました。
最上階からはTower Bridge、The Shard、London Eye、St Paul’s Cathedral、Cityに建つ高層ビルを見ることができます。
360度の景観を楽しむことができるので、ぜひ上ってみてください。