イギリス旅行で一番悩むのが、夕食をどこで食べるかではないでしょうか。
外食をすると普通のレストランでも5,000円くらいは平気で飛んでいくし、一人では入りづらいんですよね。
そんな悩みを解決するのがパブです。一人でも気軽に入れて、料理が安くておいしいのでおすすめです。
今回は湖水地方Windermere(ウィンダミア)とBowness-on-Windermere(ボウネス・オン・ウィンダミア)のパブ2軒のレビューです。
ウィンダミアのパブ ザ・ピッグ
The Pig(ザ・ピッグ)は豚の絵の看板が掲げられているパブです。壁にはさまざまな言語の「welcome」が書かれていて、観光地にあるパブという雰囲気がします。
日本語の「ようこそ」もありました。外国で日本語を見ると少しうれしくなります。
ザ・ピッグの基本情報
開店時間 | 10:00~24:00 (日曜は10:00~23:30) |
ラストオーダー | 食事は22:00まで |
定休日 | なし (たぶん) |
支払方法 | 現金、クレジットカード (私はVISAで支払いました) |
店内wifiの有無 | 不明 (私は使わなかったので。。) |
使用言語 | 英語 |
電話番号 | +44 (0)1539 234010 |
メールアドレス | info@thepigwindermere.co.uk |
看板に「ようこそ」と日本語が書いてありますが、日本語のわかるスタッフはいませんし、日本語メニューもありません。
湖水地方は日本人も多く訪れるので、観光客寄せなのかなと思います。
ザ・ピッグの場所
住所:13 Crescent Road,
Windermere,
Cumbria
LA23 1EA
The PigはWindermereの中心部にあります。小さな町なので、少し歩き回るだけですぐに見つけられるでしょう。
Windermere駅からは徒歩5分程度で行くことができます。
ザ・ピッグの雰囲気
観光客なのか地元の人なのかわかりませんが、いつも夜遅くまでにぎわっています。
あまり大きくないパブなので、窓から様子がわかり、入りやすいです。
私は21時前くらいに行きましたが、まだ多くのお客さんがワイワイとおしゃべりをしていました。
小さなハイテーブルにビールを置いて、立ち飲みする人が多かったですが、私は着席して夕飯を食べました。
ボリューム満点のパブ飯 フィッシュ・アンド・チップス
私が夕飯に選んだのはfish & chips(フィッシュ・アンド・チップス)とビールです。約2,642円(£1.00=148円換算)でした。
新聞紙の上に料理が載せられていて、おしゃれに見えますね。
バターで焼いたトウモロコシや緑の野菜もあって、味も飽きさせない工夫がされています。
ジャガイモはホクホクで、魚のフライは肉厚で、衣がサクサクしていました。やっぱりビールと合います。
個人的にはタルタルソースとレモンが添えられているのが嬉しいです。
The Pig Windermereオフィシャルサイトより引用
メニューはこちら。The Pigという名前なので、ポークに自信があるそうです。
次に行くときはポークを試してみようかな。
ボウネス・オン・ウィンダミアのパブ ザ・シップ・イン
The Ship Inn(ザ・シップ・イン)は大きめのパブで、船の絵の看板が目印です。
2階建ての建物の1階部分がパブ、2階はおしゃれなバーになっています。
ザ・シップ・イン基本情報
開店時間 | 月曜~土曜 10:30 – 23:00 日曜 10:30 – 22:30 |
ラストオーダー | 不明 |
定休日 | なし |
支払方法 | 現金、クレジットカード |
店内wifiの有無 | 不明 (私は使わなかったので。。) |
使用言語 | 英語 |
電話番号 | +44 (0)15394 45001 |
メールアドレス | ウェブサイトにコンタクトフォームあり |
パブのスタッフは若いアルバイトさんかな?
日本語が話せないですが、身振り手振りをしてくれます。たぶん多くの観光客が来ているんでしょうね。
ザ・シップ・インの場所
住所:Glebe Road,
Bowness-on-Windermere,
Windermere LA23 3HE
Bowness Pier(ボウネスの船着き場)から徒歩で約5分の場所にあります。
湖に沿って道なりに進めば、すぐに見つけることができますよ。
パブの雰囲気
中央にバーカウンターがあり、広いパブです。
地元向けのパブと言うより、観光客向けの雰囲気があります。
私は19時頃に行きましたが、ゆったりとした空気が流れていました。
The Ship InnはWindermere湖畔にあるので、Windermere湖を眺めながら夕食を食べられます。
日没でゆっくりと薄暗くなっていくWindermere湖はとてもきれいです。
ザ・シップ・インのメニュー
The Ship Innオフィシャルサイトより引用
The Ship Innのメニュー。軽食からちゃんとした食事まで揃っています。
そして、安い!さすがパブ飯です。
湖水地方は観光地化されているので、外食費が高くなりがちですが、The Ship Innはかなり良心的です。
イギリスの伝統料理 ステーキ・アンド・エール・パイ
私が注文したのは、Steak And Ale Pie(ステーキ・アンド・エール・パイ)です。
これは牛肉をビールで柔らかく煮込んだシチューのパイ包みです。チップスとゆで野菜がつけられています。
チップスをシチューにつけながら食べるとおいしいんですよね。
イギリスの料理は野菜不足になりがちなのですが、ゆで野菜があると安心です。
湖水地方の人気デザート スティッキー・トフィー・プディング
デザートにSticky Toffee Pudding(スティッキー・トフィー・プディング)も注文しました。付け合わせはバニラアイスです。
こげ茶色のスポンジケーキには、しっとりとキャラメルソースが染み込ませてあります。
プディングが温かいので、冷たいアイスクリームと相性もバッチリ。
ものすごく甘いお菓子だろうと思っていたのですが、紅茶と一緒に頂くと甘さが抑えられておいしかったです。
ここでの夕食は全部合わせて約3,093円です。
湖水地方のパブの印象
湖水地方のパブは観光地にあるだけあって、観光客に向けても開かれているイメージで、女性一人でも比較的入りやすいです。
他にもKeswick(ケズウィック)やNear Sawrey(ニア・ソーリー)のパブにも行きましたが、どこも親切なスタッフさんでした。
ご飯に迷ったらパブで食べることも考えてみてください。
湖水地方観光には以下の電子書籍もおすすめです。見どころやホテル、グルメまで網羅されているのでぜひお読みください。